ほくろ -私がコンプレックスを克服するまで-



コンプレックス。


一般的には「劣等感」や「自分自身の嫌いなところ」をさしますね。


私にも幼い頃から

外見のコンプレックスがありました。


皆さんにもありますか?


ほくろ


お分かりの通り

私の右頬には「ほくろ」があります。


これは紛れもなく

私のコンプレックスの代表格でした。


幼い頃には

「何か付いてるよ〜」とか

よくバカにされたものです。笑


なんで私には「ほくろ」があるんだろう。

こんなの無ければいいのに。

こんなの取ってしまいたい。


早く大人になって化粧をすれば隠せる。

その時まで我慢だと思っていましたが

いざ化粧をしても薄くなるだけで隠れません。


私にとって「ほくろ」は

劣等感の塊のようなものでした。


オシャレをしても化粧をしても

結局このコンプレックスは消えない。


一生この「ほくろ」というコンプレックスと

生きていくんだと思い悩む時もありました。


私のIDカード


私のコンプレックスを解消してくれたのは

整形手術...ではなく、笑

ある映画でした。


岩井俊二監督作品

「スワロウテイル」


主人公のアゲハ(伊藤歩さん)とグリコ(Chara)のシーン。


「なぜ胸に蝶のタトゥーを彫ったのか」

グリコは昔事故で亡くした弟の話を織り交ぜながら話します。


「名前も国籍も何も分からない。分かってるのは人間だってことだけ。イェンタウンはみんなそうよ。それでこのタトゥーを彫ったの。死んでもこれが目印になるでしょ?言うなれば、これがあたしのIDカードってとこね。あんたも欲しい?」


タトゥーが自分のIDカード代わり...。


!?


自分を認識してもらえるように

グリコはわざわざタトゥーを彫ったけど

私にはもう、あるじゃないか。


私の「ほくろ」は

私にとってのIDカードのようなもの。


私を認識してもらえる大切な目印なんだ。


「ほくろ」は

生まれながらにして授けてもらった

私である印。


なんて私はラッキーなんだろう!


その時、私は

コンプレックスから解放されました。


私が17歳の時の出来事でした♡


今となってはこの「ほくろ」が無かったら

私だって分かって貰えないんじゃないか...と不安になるほどです。笑


私にとって大切で

なくてはならないものに変わりました。


さいごに


人それぞれ様々なコンプレックスがあり

IDカードになんて思えないこともあると思います。


だけど私はこの考え方で克服することが出来たので、

私と同じ様に悩む人がいたのなら、と思い書きました。


人生を変える言葉は

あなたの周りにもたくさん溢れていると思います。


気付くか、気付かないか、

理解するか、しないか、

自分の人生を晴れやかにするかどうかは

自分次第なんじゃないかな〜。


私はそう思います。


あなたのコンプレックスは

あなたがあなたである証なのかも知れません♡


今日のホンネ


岩井俊二監督映画で一番好きなのは「FRIED DRAGON FISH」です。


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