歌を変える方法を探して <その3>:歌が心に共鳴するとき



レコーディングレッスンの他にもうひとつ

私の歌を変えたものがあります。


それは曲との出会いです。


多少スピリチュアルな要素もありますが

長い長いトンネルから

私はやっと脱出するのです。


曲との出会い


都内でのレッスンのとき

作曲家Y先生がポロッと言った。


「サイゴノカワって曲、知ってる?これは貴方に合うかもしれないなぁ。」


何の脈略も無く

Y先生は言ったことすら覚えていないであろうひと言。笑


だけど私は

妙に気になりました。


さっそく調べた私。(すぐ調べちゃう派)


それは

韓国人女性歌手チャン・ユンジョンさんが歌う

「最期の川」という楽曲でした。


歌がこころに共鳴するとき


元々は韓国語の歌なんだけど

日本語バージョンもあって本人が歌っていました。


私はさっそく練習曲に加えて

大会の課題曲の練習の息抜きになれば...程度の考えで

なんとなくメロディを覚えて録音しました。


その夜のこと。


ヘッドフォンで聴きながら

編集ソフトを使う練習をしていると、


ん?


なんとも言えない

初めての感覚に襲われました。


自分が歌う「最期の川」


これを聴いていると

なんだか胸がソワソワする!


ステージ前のドキドキというよりは

好きな人ができた時のトキメキ?に近い感じ!?笑


何ですかこれは〜!


気になって気になって

何度も聴いているうちに

今度は涙が出そうになって来ました。


ホント何これっ!


その夜は

気持ちの高揚が治まらず

まったく眠れませんでした。汗


未だにこの得体の知れない高揚感を

うまく説明することはできません。


だけど、

今思えば、あの時私は

感動していたのかも知れない。


自分の歌が、初めて

自分のこころと通い合ったんじゃないか、と思うんです。


歌がこころに共鳴するとき

それは歌が変わる瞬間だったのかも知れません。


私と同じ体験をしたことがある歌手の方

きっといるんじゃないかな?


この出来事を境に

不思議と私の歌に表情がみえるようになりました。


これは課題曲にも

相当影響が大きかったように思います。


ひたむきに、諦めずに、

必死に頑張って(もがいて?笑)いると、

こんな神がかった出来事が

助けてくれることもあるんですね♡笑


さいごに


そんなこんながあり

私は「弓」という曲で勝ち残り

「全日本こころの歌謡選手権大会」の

ファイナリストになれたのでした!!!


ヒット曲への道!第一章

「私がこころ歌大使になるまで」完。笑


ここまでお付き合い

ありがとうございました!

(まだまだ続くよ。笑)


いや〜今思い返しても

ツライ時期でした〜。笑


でも初めて歌の壁にぶつかって

乗り越えられた経験は私の大きな財産です。


これからも

歌っていけるエネルギーです!


これで富士山の七合目!

ひとつ上のフィールドに到着!と

喜んだのも束の間。


頂上への道は...険しく長い。


今日のホンネ


思い起こしてみると

やっぱり人を変えるのは “出会い” ですね。

今、“変わりたい” そう思う人がいるなら

とにかくジタバタともがき苦しんでみて下さい。笑

諦めずにジタバタ努力をしているあなたを

きっと誰かが見てくれています。

あなたが本気で困って本気で悩んでいるのならば

手を差し伸べてくれる人がいるはずです。

ファイト。


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