未来のヒット曲に出会う<その3>:私を突き動かすもの



お酒の力を借りて暴発した

おねだり大作戦が功を奏して

私は運命の一曲に出会いました。


レッスン曲として私の元に辿り着いたのは良いけれど、

この曲が私の歌になった訳ではありません。汗


なんとかこの曲を自分の歌にするんだ!と

私は奮闘するのでした。


空回り


東京と宮城

直接のレッスンには限りがあるので、


自宅でレコーディングした音源を

先生へメールして聴いてもらって

という遠隔レッスンがメイン。


一番最初の遠隔レッスン。

運命の楽曲を逃すまいと自然と気合いが入る私。笑


まずは感じたままに

自由に歌ってみて先生へメール。


先生から返信を

箇条書きにするとこうだ。↓


・さび後半は、荒っぽくて、ある種素朴で作品のイメージに近い。
・サビ前半部は、うまく歌いたいのか?演歌と歌謡曲とフォークのミックスモードで歌いたいのか?よく分からないまま。聴き手に落ち着きを与えない感じ。
・ある種「暑苦しさ」をここでも感じる。
・力まず、素のままで歌ってみて、そこから色々積み上げていく形が良いのでは?
・「ここをもっとロングトーンで欲しい!」という部分と、「ここをもうちょっと冷たく言葉をさっと流したり、捨てたら?」という部分に肩透かしをくらう所がいくつかある。どの部分が?というところを勉強すること。
・自分の耳に、ここがおいしいよと教えこまなくてはならないということ。
・これは!という歌手の歌い方を完全コピーする方法も有効です。


あーーーーー。

気合いが完全に空回りした歌になってたー。


先生は完全にお見通しだ。チーン


落ち込んでいる時間はない!!


アドバイスひとつひとつを元に

1から練習し直しです。うおー


私を突き動かすもの


その後、何度も何度も遠隔レッスンが続きました。


自分でもレコーディング後に

客観的に歌を聴いてどう思うか

書き留めるようにしてました。


良い所もメモしたけれど

気になった所をピックアップして

時系列でいくとざっくりと、こんな感じ。↓


2016年12月某日

・歌い方がバラバラ

・全体的に丁寧さに欠ける

・音が外れている所が多い

・大きくしゃくる所がわざとらしい


2016年12月末日

・声の細さが目立つ

・まだ音に慣れていない(歌い慣れていない)感

・パワフルさに欠ける


2017年1月某日

・サビの重要な部分に色がない

・ボリュームが欲しい所にボリュームがない

・しゃくりが多くて耳障りが良くない

・言葉に力みがあてリラックスして聴けない


2017年1月末日

・しゃくりがまだ気になる

・表情がなくなった

・全体的にフラット(音が低い)しがち

・サビで不自然に語気が強い


どうですか?この悪戦苦闘感!笑


お分かりいただけるでしょう。笑


なんとか自分の歌にしたいという気持ちと

この素晴らしい楽曲を素晴らしい歌として多くの人に届けたい。


この気持ちを支えにして

私は歌い続けました。


さいごに


こんなに必死になれたのは

やっぱりこの楽曲が素晴らしいと心から思ったからだし、


何よりこの曲に強く心惹かれていて

私がこの曲を歌うんだ!という使命感

勝手ながらに感じていたからだと思います。


根拠のない自信もあったりして。笑


さてこの後、どうなるのでしょう?

未来のヒット曲と信じる運命の一曲の行方は?


今日のホンネ


自分で自分を追い込むタイプ。


昨日のページビュー数 120

0コメント

  • 1000 / 1000