歌の壁にぶち当たる <その1>:選曲の落とし穴



全日本こころの歌謡選手権大会への

出場を決めた2016年の春。


まずは

1次審査通過を目指しての

一ヶ月間が始まりました。


そして私はさっそく

立ちはだかる歌の壁に

ぶち当たることになるのです。


選曲


2016年4月27日

大会用の課題曲が収録されたCD

「Heartfil Song 〜こころ歌〜」が発売されました。


さっそく曲選びです。


私が惹かれたのは

日野美歌さんが歌う「ひまわり海岸」


復興のシンボルとして植えられるひまわりの花に

鎮魂と希望の思いを乗せて綴られた作品に

強い使命感を感じた私。


歌うしかないでしょう!


この曲に決めました。


東日本大震災の被災者として
私が歌うことは何か意味があるのでは!?


ドラマティックな妄想まで膨らませて

今思えばとても安易に選曲してしまっていました。汗


キー選び


CDを購入してから

応募締切(一次審査の一次締切)までは約一ヶ月間。


希望に胸を膨らませる間もなく

あっさりと壁にぶつかりました。


キー選びです。


原曲キーだと

一番低い音が苦しい。


原曲から一つ(半音)上げても

それはあまり変わらない気がする。


それじゃあと

二つ(一音)、三つ(一音半)と上げてみると

高音が細くなってしまうのが気になる。


どれが一番良いのか?


今までステージで歌うために

何百曲もやってきたキー選びの難易度が

急に跳ね上がりました。


なぜこんなに難しいの??


審査されるとなった途端

どのキーが最善なのか選べない。


自信が持てない。。


あ、もしかして!!


今まで私は

どう聴こえるかより

自分が歌っていて心地よいことを基準に
キーを選んでいたんじゃないのか!?


えーー。。。


なんとも情けない事実に

気付くことになりました。


さいごに


歌っていて気持ち良いか基準だなんて

どんだけ素人なんだ。。。


それはカラオケボックスでやってくれよぉ。


私は歌手。歌手なんだよぉ〜。

自分が情けなかったです。


大会へのチャレンジはまだ始まったばかり。

試練は続きます。


私はこの先

出口のないトンネルに迷い込むことになるのです。



今日のホンネ


井の中の蛙。。。まさに。


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